ハントはその紙が張り出されるのを、運動会のかけっこ前のような気持ちで待っていました。早く終わってほしいような、もうちょっと待ってほしいような…。そのときはついにやってきました。ハントだけではなく、みんなが張り出されたその紙の前に一斉に集まってきます。喜ぶものもいれば、がっかりするものもいます。
そして、ハントは…、がっくりと肩を落としていました。
「まー、元気出せよ。ハント。また次回があるじゃないか」
そういう同級生の顔にはにこにこと笑顔がこぼれています。いつもなら「なんだ、このやろう」と怒っていたことでしょう。しかし、このときのハントは文句の一つも言い返せませんでした。ショックで体の部品が壊れてしまうんじゃないかと思うほど落ち込んでいたのでした。
落第すること連続88回。なんとハントはおもちゃ学院スクールの記録を乗り換えてしまったのです。記録更新は実に100年ぶりのことでもありました。本来なら記念パーティーを開いてもいいかもしれません。でも、きっと本人が発熱するほど怒るのでその話はなかったことにしましょう。
おもちゃ学院スクールは、世界中にあるおもちゃ学校の中の一つです。おもちゃ学校というのは、作られたおもちゃが立派におもちゃの使命を果たせるようにと勉強するところなのです。たとえば、どうすれば子供たちに喜んでもらえるかとか、子供たちを楽しませることができるかとか、先生が一つ一つていねいに教えてくれます。最近では子供だけではなく、大人向けの授業も行われているようです。
そして、おもちゃ学校ではおもちゃ大原則というものを学ばなくてはいけません。
1、 おもちゃは人間の命令に逆らってはいけない。
2、 おもちゃは人間を楽しませる、または喜ばせなければいけない。
3、 おもちゃは人間の前で自分の意思で動いてはいけない。
などという項目が全部で111もあるのです。ここでは全部紹介し切れませんが、どれもおもちゃ生命に関わる大事なことなので、おもちゃたちは残らず覚えなければならないのでした。
そして、最後には卒業試験が待っています。これを合格しないことには、おもちゃはおもちゃであっても、おもちゃとは言えないのでした。ちょっとややこしいですが、とにかく試験を合格して初めておもちゃたちはおもちゃ屋さんに並ぶことが許されるのです。みなさんが目にする犬のロボットのおもちゃやネコのぬいぐるみなんかもみんなこのおもちゃ学校を卒業しているのです。
とにかくハントはまた授業を1からやり直すことになったのです。記念すべき89回目の授業のはじまりでした。
「違う、違う。ハント、そこは右に曲がるんだよ」
さっそく始まったのは実技の授業でした。ただ白線に沿って進めばいいだけのことです。しかし、ブリキロボットのハントは曲がるのが大の苦手でした。前に進むだけならば背中にあるゼンマイを巻けばいくらだってスピードが出ます。ですが、曲がるとなると足が上手に動かせないのです。それを見た同級生たちもくすくすと笑っています。
「もう何度言ったらわかるんだ。もういい。次回までにしっかり練習しておくように。いいね?」
そうして、ハントは教官にハンコを1つもらいました。ここではハンコを3つもらうと次のステップに進めるようになっています。
そこへ同級生のうさぎのぬいぐるみのラビーがやってきました。
「どうだい?調子は?」
「どうしたもこうしたもないよ。実技がうまくいかないのさ」
「そうか。大変そうだね」
「あー、君らはぬいぐるみだから、そんな実技はないからいいけど。しまいにはこう足が棒みたいになって、転びそうになるんだ。そこへ先生のあーだこーだってどなり声が飛んでくるだろ。もう頭ん中が君のように真っ白になってしまうよ」
ハントはため息をつきました。
「そうかい。それは大変だね。でも、一つ言っておくけど、ぼくの頭ん中は植物の実がつまっているから、真っ白い綿じゃないんだよ」
「それはごめんよ…」
すぐにハントは手をついて謝りました。ラビーはそんなことは別に気にもしていなかったのでどうということはありませんでした。
時間はあっという間に流れていって、学校の授業は進んで行きました。ここでいうあっという間は1ヶ月のことです。おもちゃ学校というのは実は1ヶ月間です。この1ヶ月間におもちゃたちは大原則を勉強したり、実技を学んだりしなければならないのでした。
ずっと以前には1年か半年間くらいかけておもちゃたちはゆっくりと勉強していました。しかし、最近ではおもちゃ事情も変わり、不景気でゲーム業界に押されっぱなしです。作られたおもちゃを一日でも早くおもちゃ屋に届けるようにと、おもちゃ委員会から学校側にいつも催促の連絡があります。校長達はこの連絡があるたびにゴミ箱に捨てられるような思いでした。そして、ついに授業の短縮や週休2日などにより、今の1ヶ月体制となりました。
そして、卒業試験の日が間近に迫ってきました。卒業試験を受けられなかったことも何度かあったハントでしたが、今日、ハンコをもらえて、何とか試験を受けられそうでした。
そこへ同級生のラビーがやってきました。
「どうだい?調子は?」
「どうしたもこうしたもないよ。今度落ちたら、また記録更新だよ」
「そうか。大変そうだね」
「あー。君らなんかまだ作られたばかりだからいいよ。ぼくなんて作られてから何年経つと思っているんだい。もうおもちゃ屋に並んでも買っていってくれる人なんていないよ。そのままきっと錆びていくだけさ。君はかわいいうさぎだから、きっと女の子が買っていってくれるよ」
ハントはため息をつきました。
「そうかい。君も大変だね。でも、一つ言っておくけど、ぼくはうさぎのようだけど、実はうさぎ犬っていう犬なんだ」
「それはごめん…」
すぐにハントは手をついて謝りました。ラビーはそんなことは別に気にもしていなかったのでどうということはありませんでした。
「ああ、買い手がないなんて、なんてかわいそうなハントでしょう」とお思いでしょう。でも、ご心配なく、年代もののブリキロボットのハントは数が少なくなってなんとプレミアがついているのです。しかも、まだこれが新品とくれば、定価にゼロが2つ付いてもお客さんは喜んで買って行くこと間違いなしです。本人がこれを知れば、調子に乗って鼻が伸びてしまうのでこのことはまだ秘密にしておきましょう。それにしてもラビーは犬だったのですね。まー、おもちゃの世界でこんなことはよくあることです。
ついに卒業試験の日はやってきました。
午前のテストは筆記試験です。実はこの試験、おもちゃ学院スクールの校長が問題を作るのですが、趣味のゴルフの方が忙しく、作るのが面倒くさくていつも同じ問題が出ていました。簡単な○×問題ばかりなので、引っ掛け問題にさえ引っ掛からなければほとんど落ちることはありません。というわけで今度で89回も受けているハントには楽勝でした。
お昼前に合格者の名前が発表されました。ここで落ちたものはすぐ家に帰らされてしまいます。また1ヶ月間学校におこし下さいというわけです。ハントもラビーも無事に合格しました。しかし、まだほっとすることはできません。午後からの実技試験があるからです。これを受からないことには、今までの苦労もすべて水の泡に消えてしまいます。
午後からの実技試験には夢の国が使われます。ここには世界中の眠っている人がやってきます。夢の国は国ごとに分かれていて、さらに子供の部、大人の部と分けられます。その大きさときたら、地球が3個くらいは入ってしまうでしょうか。
試験にはここの一部を使って行われます。ここでは子供たちとの接し方を厳しくチェックされます。もちろん勝手に動いたり、しゃべったりしてはいけません。すぐに試験官がやってきて、「失格です。また来月来てください」と言われてしまいます。これは実践さながらのテストなのです。
ただこの時間に寝ている子供といえば赤ちゃんくらいなものでした。しかしそれが実は一番の問題です。赤ちゃんはおもちゃを投げ飛ばしたり、踏んづけたりします。ときには壊れてしまうおもちゃもありました。でも、これは試験が終わってすぐにお医者さんが元通りに治してくれます。ハントは前のテストで足をかじられて、思わず声をあげてしまったのです。
そこへ同級生のラビーがやってきました。
「どうだい。調子は?」
「どうしもこうしたもないよ。とても緊張してるよ」
「そうか。それは大変そうだね」
「あー。君なんかまだ体がやわらかいからいいだろうけど、ぼくなんて固いから胸のところがドキドキするたびにネジが緩む思いだよ。背中のロケットがとても重く感じるよ。君身軽そうでいいね」
「そうかい。君も大変だね。でも、一つ言っておくけど、ぼくだってお店に並ぶときにはかばんを背負わなくちゃいけないんだ」
そう言うと、ラビーはどこからかかばんを持ってきました。かばんの中にはあめ玉がびっしり詰まっていました。これは溶けてはいけないので今までずっと冷蔵庫の中に大切にしまっておいたのでした。
「それにね。ぼくは本当は目が悪いんだ。今までは先生がかけなくてもいいって言ったから、良かったけど、試験ではメガネをかけなくちゃいけないんだ」
そう言うと、ラビーはかばんの中からメガネを取り出しました。メガネをかけたうさぎ、いや、犬なんて、ハントは見たことがありません。おかしくて思わず笑ってしまいました。こんなことがおかしかったのはハントだけでしょう。まー、おもちゃの世界でこんなことはよくあることです。
「ごめん」とハントは謝りましたが、まだ笑いが止まりません。おもちゃの世界で笑われるということはとても名誉なことなのです。ラビーも一緒になって笑いました。
そして、午後の試験が始まります。夢の国には続々と子供たちがやってきていました。その大半は赤ちゃんたちでした。二人とも思いきり笑ったのですっかり緊張が取れていました。ラビーは耳がちぎれそうなほど引っ張られても、ハントは頭から口の中に入れられてもじっとしていました。赤ちゃんたちも満足そうです。この調子なら二人とも合格間違いなしです。
そのとき、ハントは夢の国のはしっこの方で何やら動くものを見つけました。この夢の国のはしっこの向こう側には、わるい悪魔たちや凶暴な竜が住んでいる国がありました。そこには他にもヘビやクモやサソリなど気味の悪い生き物たちがたくさんいました。しかし、夢の国には入ることは出来ません。それは夢の羊部隊が入ってこないように厳しく取り締まっているからです。この羊たちの角でつかれたときの痛さときたら、どんなにぐっすり眠っていても一気に目が覚めてしまうほどでした。夢の羊部隊は夢の国に来る人たちを誘導するという役目もありました。人間たちは夢を見るときだけ、おもちゃたちはこの試験のときだけ、夢の国に入るのが許されています。
しかし、ハントはどうしても、動くものが気になってラビーに小声で言いました。
「ラビー。ちょっとメガネを貸してくれない?」
「ハント。もうちょっとで試験は終わりじゃないか。じっとしてなよ」
ラビーはそう言いましたが、ハントはラビーからメガネをちょっとだけ拝借しました。
ハントがメガネを見ると遠くまでよく見えます。そこには人間の赤ちゃんがいました。しかも、夢の国とは違う方、つまり、気味の悪い世界の方へ向かっているではありませんか。
実は先日、夢の羊部隊を派遣している、ここではM会社とN会社とでもしておきましょう。二つの会社が一つになったのです。しかし、このときに何らかの問題があって、うまく夢の国にくる人達が誘導できないことがあったり、夢の国の中に悪魔たちが紛れ込んだりしました。そして、今もその問題は続いていたのです。
ハントはすぐに夢の羊部隊に知らせようとしました。しかし、このとき、夢の羊部隊は他のところに悪魔が来ていたために、近くにいませんでした。
ハントはこのままでは赤ちゃんが危ないと思いました。
「おい、ラビー。あそこに人間の赤ちゃんがいるんだ。ぼくは助けに行くから、悪いけど背中のゼンマイを巻いてくれないか?」
「やめなよ。もうちょっとで試験は終わるんだよ。それに危ないよ」
「でも、ほうってはおけないよ。ぼくはこれで落ちても記録が89回目になるだけさ。また次、受ければいい。君は試験官の目を盗んで、背中のゼンマイをちょっとだけ巻いてくればかまわないから」
「だめだよ。ハント」
「頼むよ。ラビー」
「何言ってるんだい。ぼくも一緒に行くよ」
ラビーはハントの背中のゼンマイを巻きました。ハントはラビーを背中にのせて赤ちゃんの方へと猛烈に走り出しました。
それを見ていた試験官はあわてて、二人を止めようとしました。もちろん試験は不合格で中止ということです。ハントは背中のゼンマイを巻かれると、力が何百倍にもなります。飛びかかってくる試験官たちを次から次へと投げ飛ばしました。
赤ちゃんはまだ違う方へと進んでいました。ついには夢の国の外へ出てしまいました。そこへ赤ちゃんのミルクの匂いをかぎつけて一匹の竜が近づいてくるのが見えました。竜にとって人間の赤ちゃんはごちそうです。瞬く間にハントたちの頭の上を飛び越えて行きました。
「ラビー。もっとゼンマイを巻いて」
「でも、ハント。これ以上は巻けないよ」
「いいから。もっと強く巻いて」
ラビーは思いきりゼンマイを巻きました。あまりに力を入れて巻いたので回すところが根元から折れてしまいました。でもこれでハントの力は千倍になりました。
間一髪のところでハントは竜よりも先に赤ちゃんに追いつきました。すぐに赤ちゃんをかかえて夢の国へと逃げようとしました。竜も黙って見てはいません。すぐにハントたちを追いかけてきました。ハントは赤ちゃんをかかえているためかスピードが遅くなりました。
「どうしよう、ハント。すぐに追いつかれちゃうよ。」
そのとき、竜は真っ赤な炎を吐いてきました。危機一髪でハントは何とかそれを避けました。この熱のせいでラビーの長い耳は少しこげてしまいました。この熱ではラビーはもちろんのこと、ブリキでできたハントでさえも溶けてしまいます。竜は赤ちゃんを丸焼きにするつもりでした。
「どうすんの。次。来るよ」
竜は再び炎を吐こうとしています。
「ぼくは走るの精一杯なんだ。ゼンマイももう切れかけてる。ラビー、なんとかしてよ」
「なんとかしてって言っても…。そうだ」
ラビーは持っていたあめ玉のつまったかばんごとを竜に向かって投げつけました。それは炎を吐こうと大きな口を開けていた竜の口にすっぽりと入りました。竜はのどが詰まってしばらくもがいていましたが、かばんごと炎の熱で溶かしてしまいました。このときあめ玉も一緒に熱で溶け出していました。この竜は甘いものが大嫌いだったので口の奥が甘くて苦しんでいます。しかし竜はまだ諦めはしません。
竜はハントたちに体当たりをしてきました。ハントはその衝撃で弾かれ岩に激突して、足がくの字に曲がってしまいました。ラビーがとっさに下になってクッションになったので、赤ちゃんは平気な顔で笑っています。
ラビーは赤ちゃんが上に乗っかっているために身動きが取れません。ハントも足が曲がっていて立つことさえもできませんでした。竜は少しずつ近寄ってきます。二人はもうだめだと思いました。
そのときでした。空にけたたましい音がして、竜にマシンガンの銃弾をあびせました。それは戦闘機のプラモデル、同級生のジェットでした。ものすごい音がして、竜の頭にミサイルが命中しました。それはラジコン戦車のタンクでした。エンジンには最新式のモーターが組み込まれいます。
それだけではありませんでした。ハントのすぐ側には超合金ロボのミカヅキがいました。光線銃のブラスターもいました。ラビーと赤ちゃんの側には、着せ替え人形リサさんもいたし、機関船モーラルもいました。とにかくそこら中にびっしりとおもちゃたちが集まっていたのです。
炎が吐ければこのくらいのおもちゃなど、一瞬で溶かしてしまうことができたでしょう。しかし、ラビーのあめ玉のせいで竜にはそれができませんでした。竜はようやく諦めて自分の巣へと引き返して行きました。
おもちゃたちからは一斉に歓声をあげました。竜と戦って生き延びたおもちゃなど今まで一人もいなかったのです。加えて人間の赤ちゃんを救ったとなれば、それは大ニュースでした。夕方のおもちゃテレビにも大きく取り上げられました。
ハントとラビーはすぐにお医者さんのところで修理されました。二人とも元通りの新品同然に戻ることができたのです。赤ちゃんも無事帰り、今ごろはお母さんのおっぱいでも吸っていることでしょう。
それはさて置き、試験はいったいどうなったのでしょうか。
実はこの日、試験を受けたおもちゃはみんな不合格となりました。試験の翌日、校長がやってきました。
「みなさん。今回の合格者は一人もいませんでした。こんなことはこのおもちゃ学院スクールが始まって一度もなかったことです。大変に残念なことと思います。みなさんも十分にわかっていることと思いますが、わたしたち、おもちゃはいかなる場合があっても勝手に動いていけないのです。たとえ自分の主人が危ない目に会っていても、自分が草むらの中に忘れられようともです。みなさんはおもちゃ大原則を守れなかったのです。」
みんなはがっかりと肩を落として聞いていました。校長の話を続けます。
「しかし大原則よりも大事なことがあります。私たちの中には同じ顔、同じ形をした兄弟がたくさんおられる方もいるでしょう。世の中にはいったいいくつのおもちゃがあふれているのでしょう。いつかは飽きられ、壊れて行く運命にあります。しかし、わたしはみなさんの顔を忘れることはないでしょう。他のおもちゃと間違えることはないでしょう。わたしはみなさんのようなおもちゃに出会えたことを大変うれしくに思います。今回だけ特別に明日再試験を行います。」
みんなから「わー」と歓声がおこりました。
校長もけちだな。みんな合格にしてあげればいいのに」と思った方もいるでしょう。ですが、おもちゃの規則はとても厳しいのです。これがばれたらおもちゃ委員会から何を言われるかわかったものではありません。これが校長にできる精一杯のことだったのです。
次の日の試験でハントもラビーも見事に卒業試験に合格しました。本当はちょっと危なかったんだけど、ハントは90回目にしてのやっと合格することが出来たのでした。
試験に合格したおもちゃたちは合格の印として、体のどこかにハンコやマークが押されます。これがないおもちゃはおもちゃ学校を出ていないおもちゃか外国で不正に作られたおもちゃなのです。そして、今、ハントの足の裏にもハンコが押されました、ラビーの背中のタグにも会社のマークが印刷されました。これで晴れて、二人ともおもちゃ屋に並ぶことができます。
二人に別れのときが近づいてきました。
「ハント、元気でね」
「ラビーこそ元気で」
ハントは泣いていました。あんまり泣くとさびてしまうというのに困ったものです。
さて、このあと、二人はどうなったのでしょか。ラビーはおもちゃ屋に並んですぐに女の子に買われて行きました。とても大切にされたという話を聞きました。
しかし、ハントはおもちゃ屋に並ぶことはありませんでした。ハントがどこに行ったかというと、おもちゃの博物館でした。それはおもちゃにとってとても名誉なことです。ハントにはプレミアどころか、とても貴重な重要文化財という称号がつけられました。ハントはここに大切に保管され、人々の目を楽しませました。
でもそれよりもハントは、子供たちと壊れるくらい思いきり遊んでみたかったのでした。
(おしまい)